妊娠後期に入ったら、赤ちゃんの名前を考えましょう。名前は、パパとママが赤ちゃんに最初に贈るプレゼントです。子どもがこれから自分の名前を誇りに思えるように、夫婦2人で楽しみながら、願いを込めて素敵な名前を付けてあげましょうね。
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赤ちゃんの名前を付けるときには、決められたルールがあります。どんな名前を付けてもOK!というわけではありませんので、出生届を出す前に必ずチェックしておく必要があります。
すべての漢字が名前に使えるわけではありません。ひらがな、カタカナ、常用漢字、人名漢字、名前に使える旧字体などがあります。赤ちゃんの名前を付ける前に、名前に使用できる漢字か確認をしておきましょう。
アルファベットや外国文字は基本的に使用できませんが、「マリー」のような長音記号や、「奈々」や「みすゞ」のような繰り返し記号などは使うことができます。同じ発音を繰り返す文字を「松本々子」のように、名前の最初に付けることはできません。
漢字の読み方は自由につけることができますが、あまりにかけはなれた読み方は考えものです。将来子どもが、自分の名前を誇れるような、常識の範囲内で考えるようにしてくださいね。
名付けを初めてするパパやママは、何を基準考えて名前を付ければいいのか悩むところです。ここでは、発想のポイントをいくつかまとめていますので、参考に名前を考えてみてくださいね。
画数を気にして名前を付ける夫婦は、約8割だといわれています。姓名判断なんて気にしないという人でも、子どもの名前になるとやっぱり運のいい名前を付けてあげたいと気になるものです。
姓名判断は姓の画数も含まれるので、この名前が人気だから!と選んでも、画数を数えてみると運勢があまりよくなかったということもあります。画数で名前を決めるときは、まず吉数を最初に調べてからそれに合う名前を選んであげると決まりやすいでしょう。
パパやママに関連のある漢字や、お気に入りの漢字を名前に使いたいと思う方もいます。読み方が少ない漢字や一字名に使われる漢字は、バリエーションが少ないので名付けが難しいでしょう。
また、時代によって名前には流行りがあるので、代々伝わる漢字にこだわってしまうと、古くさい印象を与えてしまうことも。漢字から名付けをするときは、漢字の読ませ方やその漢字を使ったアレンジを考えてみましょう。
名前の響きや読み方から名前を付ける方も多くいるようです。名前の呼び名から漢字を考えるというのは、とても名付けがしやすい方法です。この子だけの個性的な名前を探すことができるでしょう。
思いつかないときは、今はやりの名前をアレンジしてみたり、本をめくってみて音や響きから名前を発想してみるのもよいでしょう。
将来こんな大人になってほしい!と願いを込めて名前を考えると、自然とその願いに合う漢字を選んだり、読み方が発想できます。例えば夏が大好きな夫婦の子供なら、「海斗・かいと」「夏奈・かな」など、波、帆、輝などの漢字を使って名付けするのもいいでしょう。
もし、願いを込めすぎて名前がなかなか決まらないときは、願いを1つに込めて一字名に絞ってみるのもいいかもしれませんね。
「井上」「松本」などの多くある姓の方は、少し凝った名前を選んであげると、個性的な名付けができでしょう。難しい読みの姓には読みやすい名前を、三字姓には名前を一文字にしたほうが印象はいいです。また、姓名の偏(へん)や旁(つくり)がだぶらないような名前にしたほうが、見た目がよいですね。
画数から名付けをするときは、姓名の合計画数が20~30画がバランスがよいでしょう。
赤ちゃんの名前を考えていると、あれもこれもといい名前が出てきますから、なかなか決められないこともあります。そんなときは、いくつか候補を決めておいて、赤ちゃんの顔をみてぴったりくる名前を選んであげましょう。
赤ちゃんの顔を見れはこの名前が一番って思うはずです。願いを込めて素敵な名前を付けてあげてくださいね。